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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

  • HAPPY HATSUMI YOGA 代表 Hatsumi

妊娠中の貧血について

更新日:5月13日


♢貧血とは?

男性より女性に多い症状である貧血。何故女性に多いかご存知ですか?

それは女性が毎月の生理で大量に血液を失うからです。

月経一周期の出血量は、個人差はありますが約50cc-120ccと言われています。

子宮筋腫や子宮内膜症など婦人科系の不調がある方はより出血量が増えるため、

もっと多くの血液=鉄分を失っていることになります。


♢貧血になるとどうなるの?

貧血とは血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割をするヘモグロビン濃度が低くなった状態のことを言います。

立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛などが一般的な症状で、重度の貧血になると起き上がれない程

の怠さ、鬱症状も引き起こしてしまいます。妊娠中は一定の鉄分を保持できないと流産につながることもあります。

貧血を甘く見てはいけないのはそのためです。


♢月経のない妊娠中に貧血になるのは何故?

妊娠中は女性の貧血の主な原因である「月経」が無いのにも関わらず、大半の方が妊娠後期に貧血、または通常時よりも貧血気味になります。これは何故でしょうか?理由は、妊娠中の体は自分自身だけではなくお腹の赤ちゃんにも血液を届け、酸素や栄養を運ばなければなくなるため血液量が増加します。一方で、血液の濃度、赤血球の量はなかなか増えないので、増えた血漿の割合に対して赤血球の割合が少なくなることで貧血を引き起こします。赤血球の数値が下がりヘモグロビン値が下がると、酸素を運ぶ箱が足りない形となり、より心臓のポンプを動かし全身に酸素を届けようとします。そうなると、ちょっと動いただけでも動悸や息切れ、めまい、ふらつきなどが起こりやすくなってしまうのです。


この写真は実際に私が第2子を妊娠中に測定した貧血度チェックの結果です。

左が妊娠初期、右が妊娠後期の結果です。赤血球が450から397に下がっています。

正常範囲内ではありますが、やはり通常よりも数値が低く、妊娠後期は長い階段などを登ると息切れしていました。



♢妊娠中に出来る貧血対策


①鉄分をしっかり補給する

これは妊娠中だけに限りませんが、鉄分をしっかりと補給することが1番の貧血対策となります。食べ物で言えば、赤身のお肉やお魚などのヘム鉄を多く摂取し、ヒジキやほうれん草などの食物から非ヘム鉄もビタミンCと一緒に摂取し吸収力をアップさせることが有効です。鉄分はカフェインに含まれるタンニンが鉄の吸収を妨げてしまうので、カフェインを含んだお茶やコーヒーを飲む時は、食後30分以上開けると良いでしょう。また、鉄鍋を日頃から使用するのも、毎回の食事で少量の鉄をコンスタントに摂取できるのでお勧めです。妊娠中は胃腸の調子が鈍くなり消化不良を起こしやすいので、いつもよりよく噛んで、食後はしっかり吸収できるようにゆっくりしましょう。食べ物だけで摂取するのが難しい場合は、妊娠中に摂取する葉酸サプリメントに鉄分が含まれた、妊婦さん専用のサプリメントに頼るのも手ですよ。毎日一定量、しっかりと鉄分を摂取する様にしましょう。


②激しい運動は避ける

ただでさえ貧血気味な妊娠中の激しい運動は、心拍をあげてしまい母体に負担をかけます。

マタニティヨガやマタニティスイミングなど、妊婦さん向けの安全なエクササイズを行いましょう。

マタニティヨガでも、頭を上げたり下げたりする太陽礼拝などの動きは具合が悪くなる方もいらっしゃるので

指導する側も気をつけなければなりません。

安全なマタニティヨガをご希望の方は是非当スクールのマタニティヨガをご受講ください。


③しっかりと休息をとる

「疲れたら休む」は基本です。疲れた、眠いという体のサインは、赤ちゃんからの「ママ、今は休んでね」というサインでもあります。体を休めることは新しい血液を作るためにとても大切なことです。赤ちゃんが産まれたら自分が寝たい時間に寝れなくなりますので、妊娠中に休める時間がある時は積極的にリラックスして下さいね。



鉄分は生きていく上で、最も大切な栄養素と言っても過言ではありません。

日頃から意識をして鉄分を増やす努力をしていきましょう!







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