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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

秋から冬への移行期に整える「潤い」と「温もり」

🌬️季節の特徴と起こりやすい不調

乾燥する秋

11月は「晩秋から初冬」への変わり目。空気が乾燥し、朝晩の冷え込みが強くなる時期です。この時期に起こりやすい不調は次の通りです。

  • 肌や喉の乾燥

  • 便秘・咳・鼻の不快感

  • 冷え・むくみ

  • 気持ちの落ち込み・やる気の低下

東洋医学では「秋=肺・大腸」の季節。乾燥によって肺の働きが弱まり、呼吸器や皮膚、腸のトラブルが出やすくなります。


🧘‍♀️ヨガでのケア

月と太陽の呼吸法

🍁おすすめの呼吸法

「ナーディショーダナ(片鼻呼吸)」

  • 自律神経を整え、乾燥による浅い呼吸を深めます。

  • 朝晩3〜5分行うと、心も落ち着き、冷えにも効果的です。

やり方

  1. 右手の親指で右鼻を閉じ、左鼻から吸う。

  2. 薬指で左鼻を閉じ、右鼻から吐く。

  3. 右鼻から吸って、左から吐く。これで1サイクル。

🧘‍♀️おすすめのヨガポーズ

  1. ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ) → 胸を開いて肺を活性化。呼吸が深まり、気分も前向きに。

  2. スプタ・バッダ・コーナーサナ(仰向け合蹠のポーズ) → 副交感神経を優位にし、内臓を温めてリラックス。

  3. パリガーサナ(門のポーズ) → 体側を伸ばし、呼吸器を開放。乾燥対策にも◎

  4. マリーチアーサナC(ねじりのポーズ) → 大腸を刺激して便秘予防に。



🥢東洋医学の食養生

11月は「潤い」と「温め」がテーマ。

おすすめ食材:

  • 白い食材(肺を潤す) → 白きくらげ、れんこん、大根、百合根、梨

  • 温める食材 → 生姜、ねぎ、にんにく、黒ごま、山芋、味噌、根菜類

  • 避けたいもの → 冷たい飲み物、辛すぎるもの、過度な糖分

おすすめの食べ方:

  • スープや煮物など「温かく潤う料理」を中心に。

  • 白ごま入りの甘酒、生姜入りの味噌汁も◎

💆‍♀️ツボで整える

  1. 列缺(れっけつ)(手首の親指側) → 咳、喉の不快感、乾燥肌に。

  2. 太淵(たいえん)(手首のしわ上、親指側) → 呼吸器全般のケアに。

  3. 関元(かんげん)(おへそから指3本分下) → 冷え・元気不足に。丹田を温める意識で。

夜はこれらを軽く押して、呼吸を深めながらリラックスしましょう。


🌿アーユルヴェーダの視点

秋〜冬は「ヴァータ(風のエネルギー)」が増大する季節。ヴァータが乱れると、乾燥・冷え・不安・不眠が出やすくなります。

ヴァータを鎮める生活法:

  • オイルケア(アビヤンガ):温かいセサミオイルで全身をマッサージ

  • 温かい飲み物(白湯・スパイスティー)をこまめに

  • 規則正しい生活リズムを意識

  • ヨガは「静」「ゆったり」「呼吸を感じる」ペースで


🌕まとめ

11月は「乾燥」「冷え」「心の寂しさ」を整える月。

キーワードは 「潤い」「温め」「穏やかに」

呼吸を深め、身体を温め、心を静めるヨガ時間を大切に過ごしましょう🍁

 
 
 

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