秋から冬への移行期に整える「潤い」と「温もり」
- HAPPY HATSUMI YOGA 代表 Hatsumi

- 10月18日
- 読了時間: 3分
🌬️季節の特徴と起こりやすい不調

11月は「晩秋から初冬」への変わり目。空気が乾燥し、朝晩の冷え込みが強くなる時期です。この時期に起こりやすい不調は次の通りです。
肌や喉の乾燥
便秘・咳・鼻の不快感
冷え・むくみ
気持ちの落ち込み・やる気の低下
東洋医学では「秋=肺・大腸」の季節。乾燥によって肺の働きが弱まり、呼吸器や皮膚、腸のトラブルが出やすくなります。
🧘♀️ヨガでのケア

🍁おすすめの呼吸法
「ナーディショーダナ(片鼻呼吸)」
自律神経を整え、乾燥による浅い呼吸を深めます。
朝晩3〜5分行うと、心も落ち着き、冷えにも効果的です。
やり方
右手の親指で右鼻を閉じ、左鼻から吸う。
薬指で左鼻を閉じ、右鼻から吐く。
右鼻から吸って、左から吐く。これで1サイクル。
🧘♀️おすすめのヨガポーズ
ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ) → 胸を開いて肺を活性化。呼吸が深まり、気分も前向きに。
スプタ・バッダ・コーナーサナ(仰向け合蹠のポーズ) → 副交感神経を優位にし、内臓を温めてリラックス。
パリガーサナ(門のポーズ) → 体側を伸ばし、呼吸器を開放。乾燥対策にも◎
マリーチアーサナC(ねじりのポーズ) → 大腸を刺激して便秘予防に。
🥢東洋医学の食養生
11月は「潤い」と「温め」がテーマ。
おすすめ食材:
白い食材(肺を潤す) → 白きくらげ、れんこん、大根、百合根、梨
温める食材 → 生姜、ねぎ、にんにく、黒ごま、山芋、味噌、根菜類
避けたいもの → 冷たい飲み物、辛すぎるもの、過度な糖分
おすすめの食べ方:
スープや煮物など「温かく潤う料理」を中心に。
白ごま入りの甘酒、生姜入りの味噌汁も◎
💆♀️ツボで整える
列缺(れっけつ)(手首の親指側) → 咳、喉の不快感、乾燥肌に。
太淵(たいえん)(手首のしわ上、親指側) → 呼吸器全般のケアに。
関元(かんげん)(おへそから指3本分下) → 冷え・元気不足に。丹田を温める意識で。
夜はこれらを軽く押して、呼吸を深めながらリラックスしましょう。
🌿アーユルヴェーダの視点
秋〜冬は「ヴァータ(風のエネルギー)」が増大する季節。ヴァータが乱れると、乾燥・冷え・不安・不眠が出やすくなります。
ヴァータを鎮める生活法:
オイルケア(アビヤンガ):温かいセサミオイルで全身をマッサージ
温かい飲み物(白湯・スパイスティー)をこまめに
規則正しい生活リズムを意識
ヨガは「静」「ゆったり」「呼吸を感じる」ペースで
🌕まとめ
11月は「乾燥」「冷え」「心の寂しさ」を整える月。
キーワードは 「潤い」「温め」「穏やかに」。
呼吸を深め、身体を温め、心を静めるヨガ時間を大切に過ごしましょう🍁





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