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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

  • 執筆者の写真HAPPY HATSUMI YOGA 代表 Hatsumi

赤ちゃんが産道を通りやすくするために

更新日:6月10日


理想の安産
スムーズなお産

スムーズなお産とは?

妊娠中の女性が望んでいる事。それはスムーズなお産、「安産」です。


  • できるだけ短時間で

  • できるだけ痛みが少なく

  • できるだけ会陰切開することなく


殆んどの方が「安産」に対してそのようなイメージを持っているのではないでしょうか?


陣痛とは?陣痛の進み方


陣痛とは、赤ちゃんが生まれるためにお母さんの子宮が収縮することで生じる痛みです。出産の際に、子宮が収縮し始めて赤ちゃんを外に押し出そうとすると、陣痛が始まります。この痛みは自分でコントロールすることができず、波のようにやってきたり、すぐに引いたりします。

陣痛が起こると、体内では「オキシトシン」と「プロスタグランジン」というホルモンが増えます。これらの働きによって子宮が収縮し、子宮頸部が柔らかくなり、赤ちゃんが産まれやすい状態になります。出産が進むにつれて陣痛の痛みも変わり、以下の四段階で進行します。


  1. 開口期(分娩第一期): 子宮口が開き始め、陣痛が徐々に強くなります。

  2. 娩出期(分娩第二期): 子宮が赤ちゃんを押し出す準備を始め、陣痛はより強く、長くなります。

  3. 後産期(分娩第三期): 赤ちゃんが生まれた後、胎盤やへその緒を押し出す段階で、陣痛は緩和されます。

  4. 後陣痛: 出産後、子宮が収縮する際に起こる痛みやお腹の張りです。



赤ちゃんの頭や肩が引っかかりやすいのは恥骨と尾骨の間です。
産道で一番狭い場所=恥骨と尾骨の間

産道とは?


産道とは、赤ちゃんが母体から生まれるために通る経路のことを指します。この経路は大まかに

「骨産道」と「軟産道」に分けられます。


まず、「骨産道」とは、赤ちゃんが母体から出てくる際に通る骨盤内の経路を指します。具体的には、恥骨と尾骨の間に位置する骨盤の通路が該当します。この通路は赤ちゃんの通過に制約があり、赤ちゃんの頭が一番大きな部分であるため、出産の際には十分なスペースが必要です。


そして、「軟産道」とは、子宮頸管や膣、そして外陰部の組織からなる柔らかい経路を指します。陣痛の間に子宮が収縮することで、この軟産道が赤ちゃんの通過を助けます。特に子宮頸管は、陣痛の影響で短く広くなり、赤ちゃんの頭部が通りやすいようになります。


安産のために妊娠中にできること


妊娠中から呼吸に意識を向ける練習や、ヨガで身体を柔らかくしておくことは、安産につながります。

特に、骨盤周辺の筋肉を柔らかくしておくことは、出産をスムーズにする鍵となります。

妊娠中は反り腰になっているため、赤ちゃんの頭が恥骨に乗りやすく、出産時に腰を柔らかく丸めることができないと、赤ちゃんの頭や肩がお母さんの恥骨にひっかかって、難産になることがあります。

腰回りを柔軟にしておくことは、とても大切です。


臨月からでもまだ間に合う!

赤ちゃんが産道を通りやすくするために「安産」ヨガで骨盤周辺を柔らかくしておきましょう!

出産をイメージして行ってみて下さいね♡






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