ヨガを続ける理由
ヨガを地味に続けていると起こる、良いこと。
一時期のヨガ人気が少し落ち着いて、今はピラティスに光が当たっています。
ヨガにはヨガの良さがあるし、ピラティスにはピラティスの良さがある。
どちらがいい、という話ではなくて、自分の体や心が心地よいと思うものを
選べばいいのだと思います。両方やるのも良いですね!
そんな中でも、ヨガが生活に溶け込んでいる人たちは、今日も変わらずマットを敷いています。
10分の日もあれば、1時間の日もある。しっかり動く日もあれば、ほとんど呼吸だけの日もある。
それでも、自分のための「マット時間」を持ち続けている。
なぜなら、ヨガを続けていると、自分の呼吸や体の小さな変化に気づいて、それを自分で調整することが、だんだん気持ちよくなってくるからです。
「あ、今日は右の腰が少し重いな」「呼吸が浅いな」「首に力が入っているな」「今日はなんだか落ち着かないな」
そんなことに気づいて、呼吸をして、伸ばして、緩めて、少し使って。
マットを降りる頃には、ちょっとだけ真ん中に戻っている。
ヨガを続けたからといって、すごくムキムキになるわけでもない。劇的に痩せるわけでもない。
でも、心と体がニュートラルに戻っていく。
私は、これがヨガを続ける大きな理由のひとつだと思っています。
そして、もうひとつ。
今はまだあまり実感がなくても、これから年齢を重ねていく中で、
「ヨガ、やっていてよかったな」
と心から思う日が来るんじゃないかな、と思うのです。
女性の体は、産後、更年期、そしてシニア期へと、少しずつ変化していきます。
産後、尿漏れをするようになったり、お風呂上がりに膣からお湯が出てきたりして、初めて骨盤底の変化に気づく人もいます。
更年期を迎える頃には、ホルモンの変化によって、口や膣などの粘膜の乾燥が気になったり、デリケートゾーンの不快感やにおいが気になったりすることもある。
そうした変化が、いつの間にか性生活やパートナーとの関係に影響していくことだってあります。
そして、さらに年齢を重ねていけば、「食べること」や「飲み込むこと」も、ずっと当たり前にできるとは限りません。
口や舌、喉などの機能が衰えてくると、食べ物を飲み込みにくくなったり、誤嚥によって肺炎につながったりすることもあります。
食べる。話す。出かける。人に会う。自分の足で歩く。トイレを気にせず外出する。
若い頃には当たり前すぎて、ほとんど意識することのないこと。
食べる(in イン)排泄する(out アウト)。
でも実は、こういう「普通にできること」が、年齢を重ねてからできなくなる人が多いのです。
食べる(in イン)排泄する(out アウト)、口の中、喉の奥の筋肉、骨盤底筋が
QOLを大きく左右するのだと思います。
ヨガでは、大きな筋肉を鍛えることだけが目的ではありません。
呼吸をしながら、喉や首、胸、お腹、骨盤まわりなど、普段の生活では意識を向けることの少ない場所まで感じていきます。
下腹部や骨盤底を意識する。呼吸を深くする。喉の奥を感じる。首をゆっくり動かす。力を入れるだけではなく、緩める。
こういうことを、一度だけではなく、何年も、何十年も繰り返していく。
すごく地味です。
でも私は、この「地味」が大事なんじゃないかと思っています。
ヨガを長く続けている人は、何年もかけて、自分の呼吸や、喉、首、お腹、骨盤底などに意識を向けることを繰り返しています。
そして何より、
「自分の体の変化に気づいて、自分で少し調整する」
ということを、ずっと練習している。
若いときには、その価値がそれほどわからないかもしれません。
でも、50代、60代、70代と年齢を重ねていったとき、その積み重ねが自分を助けてくれることがあると思うのです。
70代、80代になっても、
旅行に行って、たくさん歩いて、美味しいものを食べて、人と話して、笑って、行きたい場所に自分で行く。
そんなふうに人生を楽しめたらいいですよね。
そのために今やっていることは、意外と地味です。
今日もマットを敷いて、呼吸をして、自分の体を感じる。
何か劇的な変化が起こるわけではない。
昨日と今日で、見た目が大きく変わるわけでもない。
それでも、地味に続ける。
その何でもない一回一回が、
10年後、20年後の自分が、人生を楽しむための小さな貯金になっている。
ヨガを長く続けるって、そういうことなのかもしれません。
一緒にそんな地味トレヨガを楽しみたい方は、コチラからオンラインヨガ詳細をご覧ください。









コメント