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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

夏休み本番!8月を元気に過ごす!

8月の猛暑
8月の猛暑

厳しい暑さが続く8月は、心も体も疲れが溜まりやすい時期です。寝苦しい夜、食欲不振、なんとなくやる気が出ない…そんな声もよく聞かれます。この時期の不調は「夏バテ」だけでなく、自律神経の乱れや内臓の疲労、水分・ミネラルの不足が原因で起こることが多くあります。

今回は、ヨガ・呼吸法・東洋医学・アーユルヴェーダの観点から、8月に起こりやすい心身の不調をやさしく整える方法をご紹介します。日常に取り入れやすい実践法も合わせてご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。


🧘‍♀️【ヨガ編】~余分な熱と疲れを手放す動き~

8月は「クールダウン」と「リラックス」を意識したヨガを。

◎おすすめのポーズ

  • シャヴァーサナ(屍のポーズ)深いリラクゼーションで自律神経を整えます。

  • セツバンダ・サルヴァンガーサナ(橋のポーズ)背骨周りの緊張をほぐし、消化器の疲れにも◎。

  • スプタ・バッダ・コーナ・アーサナ(仰向け合蹠のポーズ)股関節を開いて呼吸を深め、心の緊張をほどきます。

◎朝や夜におすすめの流れ(10〜15分)

  1. 仰向けで膝を立てた状態から「橋のポーズ」を3〜5呼吸。

  2. 足裏を合わせて「スプタ・バッダ・コーナ」で5分休む。

  3. 最後に「シャヴァーサナ」で10分ほど全身をゆだねて。


🌬【呼吸法編】~熱を下げて心を鎮める~

夏の呼吸法は「涼しさ」と「静けさ」をテーマに。

◎シータリー呼吸法(冷却呼吸)

  1. 舌をストローのように丸めて(できない場合は歯の隙間から)息を吸います。

  2. 鼻からゆっくり吐き出します。

  3. これを5〜10回ほど繰り返します。

▶日中の暑さやイライラを感じたときにおすすめ。内側から体を冷やし、気持ちも落ち着けます。


🎋【東洋医学編】~ツボと食で内臓と気を整える~

8月は「脾・胃」の弱り、「心」の火照りが出やすいとされています。水分の取りすぎによる冷えや、消化力の低下にも注意が必要です。

◎おすすめのツボ

  • 足三里(あしさんり):膝の外側、指4本分下→胃腸の疲れやだるさをケア。

  • 内関(ないかん):手首の内側、3本分下→自律神経の調整、吐き気や胸のつかえに◎。

👉入浴後や寝る前に、指圧または温かいお灸でやさしく刺激してみましょう。

◎この時期に摂りたい食材

  • 胃腸を助ける:かぼちゃ、とうもろこし、枝豆、山芋、なつめ

  • 熱を冷ます:きゅうり、トマト、スイカ、ミント

  • 疲労回復:梅干し、酢の物、レモン、はちみつ


🌿【アーユルヴェーダ編】~ピッタの鎮静がカギ~

アーユルヴェーダでは、夏は「ピッタ(火のエネルギー)」が過剰になりやすい季節とされます。ピッタが高まると、怒りっぽさ、皮膚トラブル、消化の不調が現れやすくなります。

◎ピッタを鎮める生活習慣

  • 涼しい時間帯(早朝 or 夜)にヨガを行う

  • 辛味・酸味・塩味を控えめに

  • 昼寝は避け、夜は早めに休む

◎おすすめのハーブ・オイル

  • アロエジュース:内側から熱をクールダウン

  • ココナッツオイルのマッサージ:頭皮や足裏に塗ると火照りやイライラを抑えます

  • ローズウォーター:顔や首にスプレーするとリフレッシュ


🍃まとめ:がんばりすぎず、整える夏に

8月は体力も気力も落ちやすい時期。だからこそ、がんばるより「整える」「休める」ことを意識して、自分をやさしくケアしましょう。ヨガや呼吸法、ツボ、食事、自然療法を味方につければ、夏の後半も穏やかに過ごせるはずです。

ぜひ、あなたの心と体に合ったケアを、日々の暮らしに取り入れてみてくださいね。


 
 
 

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