top of page
RY0183.JPG

- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

9月に出やすい夏の疲れの乗り越え方


― ヨガ・東洋医学・アーユルヴェーダ・食養生からのアドバイス ―

9月は、夏の疲れが残りながら秋へと移る季節。最近の日本は9月でも蒸し暑い日が続きますが、だんだんと朝晩の涼しさと昼間の暑さの差が大きくなり、体調を崩しやすい時期です。特に女性は自律神経やホルモンの影響を受けやすく、「なんとなく不調」を感じやすいタイミングでもあります。

不定愁訴
原因不明の疲れ

🍂 9月に出やすい不調

  • 夏の疲れによるだるさ

  • 胃腸の不調(食欲不振、消化不良、便秘や下痢)

  • 冷えやむくみ

  • 気分の落ち込み、やる気の低下

  • 生理周期の乱れ


🧘 ヨガで整える心と体

  • おすすめポーズ

    • 猫のポーズ(背骨をしなやかに整える)

    • 魚のポーズ(胸を開いて呼吸を深める)

    • 脚を壁にあげるポーズ(むくみ改善・リラックス)

      背骨を整えるヨガ
      Cat& Cow
  • 呼吸法ゆったりとした腹式呼吸や片鼻呼吸で、自律神経を整えましょう。


🌿 東洋医学の視点

東洋医学では、9月は「脾(消化機能)」が弱りやすい時期と考えます。

  • 冷たい飲み物や生ものを控える

  • 温かい汁物や雑炊で胃腸を労わる

  • かぼちゃやさつまいもなど、自然な甘みの食材が◎

    秋の旬野菜
    秋の旬野菜


🔥 アーユルヴェーダの視点

夏から秋にかけては「ピッタ(火のエネルギー)」が乱れがち。

  • 辛い物・揚げ物・アルコールは控えめに

  • 苦味・甘味のある食材(ゴーヤ、小松菜、梨、ぶどう)を取り入れる

  • ミントやローズのハーブティーで心身をクールダウン

    カモミールティー
    ハーブティ

🍎 食事と生活習慣の工夫

  • 首・足首・お腹を冷やさないように意識

  • 夜はぬるめのお風呂で副交感神経を整える

  • 季節の果物・根菜を意識して免疫力をサポート

  • 睡眠リズムを崩さず、夜更かしを避ける


📅 おすすめの一週間ヨガルーティン

  • 月曜日:猫のポーズ+魚のポーズ+腹式呼吸

  • 火曜日:ガス抜きのポーズ+ツイスト+軽い瞑想

  • 水曜日:脚を壁にあげるポーズ+足首回し+シャヴァーサナ

  • 木曜日:子どものポーズ+前屈+片鼻呼吸

  • 金曜日:太陽礼拝(5回)+戦士のポーズ+深呼吸

  • 土曜日:蝶のポーズ+橋のポーズ+横たわったツイスト

  • 日曜日:やさしいストレッチ+シャヴァーサナ+感謝の瞑想


🥢 9月におすすめの食材レシピ

1. かぼちゃと小豆のおかゆ

胃腸を整え、むくみ改善に。

2. 梨と生姜のコンポート

乾燥対策や咳予防にぴったり。

3. さつまいもときのこの味噌汁

腸を整え、冷え防止&免疫力アップ。

4. 栗ごはん

秋のエネルギーをチャージ、美肌効果も。

5. ぶどう&ヨーグルトスムージー

抗酸化作用で夏疲れをリセット。


🌸 まとめ

9月は「夏の疲れ」と「秋の始まり」が重なり、体も心も揺らぎやすい時期。ヨガで呼吸と自律神経を整え、東洋医学やアーユルヴェーダの知恵で胃腸をケアし、旬の食材で免疫力を高めましょう。

一日ひとつ、小さなケアを積み重ねることで、健やかに秋を迎えることができます。

 
 
 

コメント


bottom of page