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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

女性の元気は「脳下垂体」と「卵巣」のチームワークから

〜ヨガ・女性ホルモン・やさしい生理学〜


女性の体は、年齢やライフステージによって大きく変化します。

  • 肌の変化

  • 疲れやすさ

  • 睡眠の質

  • 夜中のトイレ

  • 月経の変化

  • 気分のゆらぎ


これらは単なる「年齢のせい」ではなく、脳とホルモンの働きが深く関係しています。

今回は、女性の健康を支える「脳下垂体」の働きを、ヨガを学ぶ方にも分かりやすくまとめます。


脳下垂体は“ホルモンの司令塔”

脳

脳下垂体は、脳の奥にある小さな内分泌器官です。

小さいけれど、全身のホルモンバランスを調整する重要な場所で、

  • 卵巣

  • 甲状腺

  • 副腎

  • 腎臓

  • 成長

  • 水分代謝

などに関わっています。

女性ホルモンに関わるFSHとLH

女性の卵巣を調整している代表的なホルモンが、

  • FSH(卵胞刺激ホルモン)

  • LH(黄体形成ホルモン)

です。

脳下垂体と卵巣の連携
女ホルモン分泌の仕組み

FSHの働き

FSH→卵胞発育→エストロゲン分泌FSH→卵胞発育→エストロゲン分泌FSH→卵胞発育→エストロゲン分泌

FSHは卵胞を育て、エストロゲン分泌を促します。

エストロゲンは、

  • 肌の潤い

  • 血流

  • 自律神経

  • 幸福感

などを支えています。


LHの働き

LH surge→排卵→黄体形成LH→排卵→黄体形成→LH surge→排卵→黄体形成

LHは排卵を起こし、排卵後はプロゲステロン分泌を支えます。

プロゲステロンは、

  • 睡眠

  • リラックス

  • 妊娠維持

  • 体温調節

に関わっています。

実はこんなにある!脳下垂体ホルモン

脳下垂体は女性ホルモン以外にも、たくさんの大切なホルモンを分泌しています。

成長ホルモン(GH)

「成長」だけではない大人の回復ホルモン

成長ホルモンという名前から、子どもだけに必要と思われがちですが、大人にとっても非常に重要です。

成長ホルモンは主に睡眠中に分泌され、

  • 肌のターンオーバー

  • 筋肉修復

  • 内臓の回復

  • 疲労回復

  • 脂肪代謝

  • 細胞修復

を助けています。


年齢とともに感じる変化

40代以降、多くの女性が感じやすいのが、

  • 肌の乾燥

  • ハリ低下

  • 疲れが抜けにくい

  • 筋力低下

  • 回復力低下

です。

これは女性ホルモンだけでなく、成長ホルモン分泌の低下も関係しています。

抗利尿ホルモン(ADH・バソプレシン)

夜中のトイレにも関係するホルモン(30代後半から悩んでいる女性多数!)

脳下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンは、体の水分を保つ働きをしています。

ADH→尿量減少→水分保持ADH 尿量減少→水分保持→尿量減少→水分保持

夜間には通常、このホルモンが増えて、寝ている間の尿量を減らします。

しかし加齢や睡眠の質低下、自律神経の乱れなどで分泌が低下すると、

  • 夜中に何度もトイレで起きる

  • 睡眠が浅くなる

  • 朝の疲労感

につながることがあります。

ヨガや深い呼吸で睡眠の質が整うことは、ホルモンバランスにも良い影響を与える可能性があります。

甲状腺刺激ホルモン(TSH)

TSHは甲状腺を刺激し、代謝を調整します。

甲状腺機能が低下すると、

  • 冷え

  • むくみ

  • 倦怠感

  • 気分低下

などが起こりやすくなります。

ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)

ACTHは副腎に働きかけ、ストレスに対応するホルモン分泌を調整します。

慢性的ストレスは、この系を疲れさせやすいと言われています。

プロラクチン(PRL)

プロラクチンは乳汁分泌に関わるホルモンです。

ただしストレスでも増えることがあり、過剰になると月経に影響する場合があります。

オキシトシン

「幸せホルモン」とも呼ばれ、

  • 安心感

  • 愛着

  • リラックス

に関わっています。

ヨガや瞑想、穏やかな呼吸、人との触れ合いも、オキシトシン分泌を助けると考えられています。

ヨガと脳下垂体

現代女性は、

  • 情報過多

  • 緊張

  • 睡眠不足

  • ストレス

で、脳が休まりにくい状態になっています。

脳下垂体は脳と密接につながっているため、自律神経や睡眠状態の影響を受けやすい器官です。

ヨガの

  • 深い呼吸

  • リラクゼーション

  • 瞑想

  • 睡眠改善

は、脳の緊張を和らげ、ホルモンバランスを整えるサポートになります。

足裏のツボで脳下垂体をやさしく刺激

リフレクソロジーでは、脳下垂体の反射区は「足の親指の中央付近」にあるとされています。

足裏のツボ
足裏の反射区

セルフケア方法

  • 足の親指中央をやさしく押す

  • 深呼吸しながらほぐす

  • 就寝前に1〜2分行う

ことで、リラックスしやすくなる方もいます。


まとめ

脳下垂体は、

  • 女性ホルモン

  • 成長ホルモン

  • 水分調整

  • 代謝

  • ストレス応答

など、女性の健康全体に関わる“司令塔”です。

だからこそ、

  • 深く呼吸すること

  • よく眠ること

  • 緊張をほどくこと

  • 自分をいたわること

は、単なるリラクゼーションではなく、体の内側のホルモンバランスを支える大切な時間なのです。

ヨガは、「頑張るため」ではなく、本来の自分のリズムを取り戻すための時間。

脳と体が安心すると、女性の体は本来の力を少しずつ取り戻していきます。


 
 
 

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