🌿7月に出やすい心身の不調と、その整え方
- HAPPY HATSUMI YOGA 代表 Hatsumi
- 4 日前
- 読了時間: 2分
〜ヨガ・アーユルヴェーダ・東洋医学の知恵から〜
梅雨明けから本格的な夏へと移行する7月は、気温・湿度ともに急上昇し、身体にも心にも影響が出やすい時期です。この季節特有の不調を、東洋の智慧を取り入れてケアしていきましょう。

🌞【1. 心身に出やすい不調】
だるさ、むくみ、重だるさ(特に脚・胃腸まわり)
冷たいものの摂りすぎによる消化不良
睡眠の質の低下、寝苦しさ
イライラ、不安、集中力の低下
🧘♀️【2. ヨガ的アプローチ:熱を逃し、巡らせる】
💡おすすめのポーズ:
月礼拝(チャンドラナマスカーラ):静けさを呼び、熱を鎮める
橋のポーズ(セツバンダアーサナ):胸を開いて呼吸を深め、自律神経を整える
ねじりのポーズ:消化器系を刺激し、巡りを改善
🌬️ 呼吸法:
シータリー呼吸・シートカリ呼吸(冷却呼吸) → 体の熱を穏やかに冷まし、心の高ぶりも落ち着けます
🌿【3. アーユルヴェーダの視点:ピッタ(火のエネルギー)の鎮静】
7月はピッタが増えやすい季節。ピッタは「火」と「水」のエネルギーで、消化・判断力を司りますが、過剰になると怒り・炎症・消化不良・肌トラブルなどにつながります。
✔おすすめのケア:
冷たいものの摂りすぎは避け、常温のハーブティー(ペパーミントやコリアンダー)を
辛味・酸味・塩味の取りすぎに注意
涼しい白や水色、柔らかな綿素材の服を選ぶ
夜更かしを避け、早めに休む ⇦これが一番即効性あります!
🪷【4. 東洋医学の視点:湿と熱のバランスをとる】
東洋医学では、7月は「湿邪」や「暑邪」が体に入りやすいとされ、特に「脾(ひ)=消化吸収の働き」と「心(しん)=精神・血液循環」がダメージを受けやすい時期です。
💡おすすめの食材:
脾を養う:はとむぎ、とうもろこし、かぼちゃ
水分代謝を助ける:冬瓜、きゅうり、すいか
心を潤す:蓮の実、なつめ、百合根
☯️ 生活の工夫:
湿気がこもらないよう、部屋の換気と除湿
朝の軽い散歩やヨガで気の巡りをよくする
頭を冷やし、足元は冷やさない ※意外に冷房で足が冷たくなっているので注意を!
💬【おわりに】
季節は私たちの心と体に確実に影響を与えています。7月は「頑張りすぎない・整える・冷ましながら巡らせる」がキーワードです。ヨガや東洋の知恵を生活に少しずつ取り入れて、暑さに負けず穏やかな夏を過ごしていきましょう。
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