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- 女性のためのヨガコラム -

Hatsumi's column

代表Hatsumiが豊富な知識とヨガ指導経験を生かして、妊活中の女性・妊婦さん・産後ママ・プレ更年期・更年期・ホルモンバランスを整えたい女性向けの情報を配信していきます。

絶不調に陥りやすい2月を快適に過ごすコツ

執筆者の写真: HAPPY HATSUMI YOGA 代表 HatsumiHAPPY HATSUMI YOGA 代表 Hatsumi

1年で最も気分や体調が落ち込むと言われている2月。寒さが厳しく、心身に負担がかかりやすい2月。この時期特有の不調を軽減し、心地よい日々を送るために、ヨガと東洋医学の視点から役立つアプローチをお伝えします。


1. 心の不調:季節性情動障害やストレス

冬の短い日照時間は、自律神経のバランスを乱し、気分が落ち込みやすくなる時期です。

ヨガのアプローチ
  • 胸を開くポーズでエネルギーを高める

    • おすすめポーズ: キャメルポーズ(ウシュトラアーサナ)、コブラポーズ(ブジャンガアーサナ)

    • 胸を開く動きは、心を開放し、気分をリフレッシュする効果があります。深い呼吸とともに行うと、交感神経と副交感神経のバランスが整い、穏やかな気持ちに導いてくれます。

東洋医学のアプローチ
  • 肝を養う

    • 東洋医学では、春に向けて「肝」が活発になる準備期間とされ、感情のコントロールに影響を及ぼすと言われます。

    • おすすめのツボ: 太衝(たいしょう)


      足ツボ 太衝
      足ツボ 太衝

      • 足の親指と人差し指の間、少し奥にあるツボを指圧することで、気の巡りが良くなり、イライラや不安感を軽減します。



2. 体の不調:冷え性や血行不良

冷えやすいこの時期は、体を温め、血流を良くすることが大切です。

ヨガのアプローチ
  • 体を温めるフローを取り入れる

    • おすすめポーズ: 太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)

    • 全身を使った流れるような動きは、体を温め、血行を促進します。朝の太陽礼拝は特に効果的で、一日の始まりを活力で満たしてくれます。

東洋医学のアプローチ
  • 腎を温める

    • 冷え性は「腎」の働きが低下しているサインとも言われます。

    • おすすめの食材: 黒ごま、クルミ、生姜

      • これらの食材は腎を補い、体を内側から温める作用があります。

  • おすすめのツボ: 湧泉(ゆうせん)


    足ツボ 湧泉
    足ツボ 湧泉

    • 足の裏の中央に位置するツボを、ゆっくりと押して刺激することで、全身の血流が良くなり、冷えが和らぎます。

3. 胃腸の不調

寒さや運動不足で消化機能が弱まり、胃腸が疲れやすくなります。

ヨガのアプローチ
  • ねじりのポーズで消化を助ける

    • おすすめポーズ: 仰向けのねじり(ジャータラ・パリヴァルタナアーサナ)、アルダ・マッチェンドラーサナ

    • ねじりの動きは内臓をマッサージし、消化機能を高めます。ヨガの後には暖かいハーブティーを飲むとさらに効果的です。

東洋医学のアプローチ
  • 脾を整える

    • 東洋医学では、胃腸の調子は「脾」の働きと深く関係しています。脾を養うには温かい食べ物や飲み物を取り入れることが大切です。

    • おすすめのツボ: 足三里(あしさんり)


      足ツボ 足三里
      足ツボ 足三里

      • 膝下の外側にある足三里を刺激することで、胃腸の働きが活発になり、消化吸収がスムーズになります。

4. 睡眠の乱れ

寒さや空気の乾燥で眠りが浅くなりやすい時期です。

ヨガのアプローチ
  • リラクゼーションのポーズで深い眠りを促す

    • おすすめポーズ: 子供のポーズ(バラーサナ)、屍のポーズ(シャヴァアーサナ)

    • 寝る前に行うと、緊張がほぐれて副交感神経が優位になり、質の良い睡眠につながります。

東洋医学のアプローチ
  • 心を鎮める

    • 睡眠不足は「心」の乱れが原因とされることがあります。

    • おすすめのツボ: 神門(しんもん)


      手のツボ 神門
      手のツボ 神門


      • 手首の内側、小指側にあるツボを優しく押すことで、心が落ち着き、眠りに入りやすくなります。

日々の生活に取り入れやすい工夫

  1. 朝のルーチン


    太陽礼拝や軽いストレッチを取り入れ、体を温めて一日をスタート。

  2. 夜のリラックス習慣


    簡単な呼吸法やリストラティブヨガを取り入れて心を落ち着ける。

  3. 温活


    足湯や温かい飲み物で体を冷やさないよう心がけましょう。

2月の不調をケアする方法をぜひ実践してみてください。ヨガと東洋医学の知恵を取り入れることで、心も体も軽やかに春を迎える準備を整えましょう!

 

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